4月、初当選した笠岡市の栗尾典子市長が、5月13日、初めて臨時市議会に臨みました。前の市長は市議会と対立していた経緯があり、栗尾市長の姿勢に注目が集まりました。

頭を下げながら笑顔で議場に入る栗尾市長。その後は終始、真剣な表情を崩しませんでした。

(笠岡市 栗尾典子市長)
「市民と議会と職員が対話をしながら、市民の幸せの増加につながる施策を進め、笠岡に暮らして良かったと思える行政を進める」

栗尾市長は、任期満了に伴う4月14日の市長選挙で、前の市長との一騎打ちを制し初当選しました。前の市長は、市議会への説明不足などによって議会と対立関係にありました。

一方、栗尾市長も4月まで笠岡市議を務めた渦中の人。13日、初めて提案した条例の一部を改正する議案については、全会一致の可決となりました。

(笠岡市 栗尾典子市長)
「(市)議会出身なので議会の仕組みややり方は分かっているつもり。二元代表制の力を発揮できるようしっかり話をして前に進めたい」

栗尾カラーを出した補正予算案を提案するのは、6月定例市議会となる見通しです。

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