愛媛と高知の知事が意見交換を行う交流会議が9日に高知県で開かれ、南海トラフ地震や人口減少対策で連携して取り組むことを確認しました。

愛媛・高知交流会議は共通課題に連携して取り組むため、両県の知事が意見交換をする場。24回目の今回は高知県で開かれ、まず中村知事は高知県の浜田知事とともに高知市のメーカー「技研製作所」の情報発信拠点「RED HILL 1967」を視察しました。

このあと南国市に移動して意見交換会。能登半島地震を受けて浜田知事は「孤立地域の解消とライフラインの復旧の課題は他人事ではない。南海トラフ地震でも同じような状況が必ず起こる想定で国土強靭化を進める必要がある」と強調。中村知事も「佐田岬半島を中心に孤立化する状況が発生する恐れがある」とし、これまで以上に対策が重要と応じました。

このほか人口減少対策や鉄道ネットワークの維持・活性化など5つのテーマで意見が交わされました。

来年の会議は愛媛で5月上旬に行われる予定です。

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