中谷防衛相は24日、会見で今年の漢字は”遇”と発表し、「今年は石破内閣で思いがけず3度目の防衛大臣となり、奇遇と言ってもいいかもしれない」と述べた上で、「今回の防衛大臣就任を自身の天命と信じ、与えられた役割をしっかり果たしていきたい」と強調した。
また、「接遇」として、就任してわずか3ヶ月でアメリカや韓国をはじめNATOやASEANなど各国の国防大臣と会談してきたことを挙げて、「人と会い、人との絆を深めることで、日本国そして防衛省のプレゼンスと信頼を向上させることが我が国の平和と地域の安定に寄与できた」と述べた。
最後に「処遇」として、自衛官の処遇・生活環境の改善などの新たな基本方針を石破首相肝いりの関係閣僚会議でまとめたことをあげて、「防衛大臣としては自衛官の処遇改善、地位名誉の向上は長年の課題であり国家としてしっかりと実現をしなければならないことであった」と語った。
その上で「職業としての自衛官の魅力を飛躍的に向上させる、まさに千載一遇のチャンスと捉え、これから私自身がリーダーシップを発揮し政策を強力に推進していきたい」と意気込みを語った。
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