大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)が自身の性的関係を巡って不信任決議を可決した市議会を解散したことについて、大阪維新の会の吉村洋文代表は24日、「真実が分からないので判断は難しい。(議会解散か失職かを)選ばなければならないが、解散に大義があるとは思えない」と述べた。大阪府庁で報道陣の取材に答えた。
永野氏は性的関係にあった女性から損害賠償を求める訴訟を起こされ、女性に謝罪して解決金500万円を支払う内容で和解が成立した。問題発覚後の今月8日、所属していた維新から離党勧告処分を受け、同日付で離党した。
岸和田市議選について、維新が永野氏を支援する立場で臨むかどうか問われ、吉村氏は「市長を応援することはない」と断言した。【東久保逸夫】
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