9月の自民党総裁選に立候補した小林鷹之元経済安保担当相が19日、新たな勉強会を発足させた。
勉強会の名称は「2050年のわが国のかたち・社会のあり方を考える勉強会」。初会合には、現職の国会議員28人や先の衆院選での落選者らが参加した。
小林氏は冒頭の挨拶で、「2050年の我が国の形、社会のあり方を考える研究会のキックオフだ」と強調。
さらに「総裁選で『国家戦略2050』を打ち出した」とした上で、「多くの仲間とともに、日本の向かうべき中長期の姿、ビジョンを議論したい」と述べた。
会合の出席者は、9月の自民党総裁選で小林氏を支援した若手・中堅議員が中心だが、浜田靖一元防衛相、前衆院議員の甘利明元幹事長らベテランの姿も見られた。
小林氏は勉強会について「政局の話は関係ない」とするが、自民党内では、総裁選への再挑戦の可能性を見据えた動きだとの見方が出ている。
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