任期満了に伴い2025年2月に行われる、南越前町長選挙に出馬の意向を示していた県議会議員の仲倉典克氏が19日に会見を開き、正式に立候補を表明しました。
仲倉典克氏:
「南越前町の将来を考えた時に、私が先頭に立ってまちづくりを進めていくべきという判断に至り、この度、大きな決断をした」
仲倉氏は、越前市・今立郡・南条郡選挙区選出の県議会議員で、現在6期目。これまでに第97代議長などを歴任してきました。
仲倉氏は町の課題について「人口減少」を挙げ、県議として積み上げた経験や人脈を生かして対策に取り組みたいとして「地域の活力が低下してしまうことに行きついてしまうので、少しでも人口減少のカーブをなだらかにすると同時に、Uターン政策を推し進めていく」と述べました。
また、2023年8月の大雨被害について、現在進んでいるインフラの完全復旧に向け全力で取り組むとしました。
南越前町長選を巡っては、現職の岩倉光弘町長が今季限りでの引退を表明していて、これまでのところ仲倉氏以外に立候補に向けた動きはありません。
南越前町長選挙は2025年1月28日に告示され、2月2日に投開票されます。
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