自民党の岸田前首相は14日、地元・広島市の寺院で行われたすす払いに参加し、「充実した1年だった」と2024年を振り返った。

岸田前首相が訪れた広島市東区の「不動院」は、金堂が国宝に指定されている。

すす払いに先立ち、岸田前首相は「地元の皆さんが心を込めて大切な国宝を守っていくことが何よりも重要だ」と参加者に語りかけ、「しっかりと磨き上げて、あわせて1年を振り返って思いを巡らす心豊かなひとときになることを、心からお祈りする」と挨拶。

岸田前首相は、屋根にたまったすすを、参加者と一緒に、ほうきを使って取り除くとともに、子どもや家族連れから記念撮影を求められると、笑顔で応じた。

また、記者から「今年は、どんな年だったか」と問われると、10月に首相を退任したにも関わらず「充実した1年だった」と答えた。

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