いわゆる「103万円の壁」を巡り、与党側が「123万円」への引き上げを提示したことに対して、国民民主党の玉木代表（役職停止中）は14日、「誠意を見せてくれなくていいから、数字を見せてほしい」などと述べた。
国民民主党が熊本市で開いた市民対話に出席した玉木氏は、「123万円で終わらない。スタートだ」と述べ、前日に「123万円」への引き上げを提示した与党側に対し、上積みを求める姿勢を強調。
また、これまでの交渉を踏まえ、「財源が要らなくて、恒久減税に使う2兆円ができているではないか。しかも、来年からできるではないか」と指摘し、「叩けば出てくる」と語ると、会場からは笑いがあがった。
さらに、自民党の宮沢税制調査会長の前日の発言を取り上げ、「なんか感じ悪い。誠意を見せてやったみたいな」と述べ、「誠意を見せてくれなくていいから、数字を見せてほしい」と述べた。
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