与野党は13日、国会内で衆院政治倫理審査会の幹事会を開いた。政治資金収支報告書に不記載があった自民党の旧安倍、二階両派の15人を17〜19日に公開形式で審査すると決めた。野党が出席を求めてきた議員全員が今国会中に旧派閥の政治資金問題を巡る弁明を終える。
氏名の五十音順に出席する。17日に稲田朋美元防衛相ら4人、18日に萩生田光一元政調会長や平沢勝栄元復興相ら7人、19日に福田達夫幹事長代行ら4人が各1時間弱の審査を受ける。
審査が決まった15人は12日、政倫審の田中和徳会長に弁明の意向を申し出た。与野党の筆頭幹事を務める自民党の村井英樹氏と立憲民主党の寺田学氏が同日の協議で今国会中に開催する方針を確認していた。
野党は政倫審に出ていない不記載議員の弁明を要求してきた。通常国会中の2〜3月に当時の岸田文雄首相(自民党総裁)や旧安倍、二階両派の幹部らが出席して以降、審査してこなかった。
参院政倫審は12日の幹事懇談会で、山谷えり子氏ら4人の公開での審査を18日に設けると合意した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。