2024年度の補正予算案は、12日に一部が修正された上で衆議院を通過し、石破首相は与野党による「熟議」を強調しました。
補正予算案は能登半島の復興を巡る立憲民主党の要求を反映する形で修正され、衆議院の本会議で採決が行われました。
少数与党の自民・公明両党に加え、日本維新の会、国民民主党などが賛成に回り、補正予算案は可決されました。
石破首相:
お互いに議論をするという意味で熟議になった。本当にいい議論ができたと思って、ありがたく思っております。
立憲民主党・野田代表:
28年ぶりの予算の修正ですので、与野党が拮抗(きっこう)したおかげでこういう結果だったと思います。国民の皆さまのご支援のおかげだと。
立憲の野田代表は、修正を評価しつつ、反対した理由について「根本的な欠陥が是正されていない」と説明しました。
日本維新の会・前原共同代表:
問題点はある補正予算ではあったが、何よりも能登の復興復旧のため。
国民民主党・古川代表代行:
私たちが主張したことの入った補正予算であると認識していますし、譲り合うところは譲り合い、協力するところは協力していく。
参議院では与党が過半数を確保していることから、補正予算案は今の国会で成立する見通しです。
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