2024年度補正予算案は、13日から参議院での審議が始まり、野党が石破首相の政治姿勢を追及しています。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・若田部遥記者がお伝えします。
野党側の「総理になった途端に180度政策が転換している」との追及に対し、石破首相は自民党内の意見も尊重する立場を強調しました。
立憲民主党・杉尾議員:
自民党はみんな守らないんですか?総裁選の公約を。
石破首相:
守らないということは一言も言っていません。きちんと議論した上で政策として出すというのが、自由で民主的な我が党のやり方だ。
立憲民主党・杉尾議員:
総理肝いりの地方創生。目標と現実にあまりに差がありませんか。(初代地方創生)担当大臣として責任感じませんか。
石破首相:
もちろん感じます。政治家って責任取るのが仕事ですから、責任感じませんなどというのであれば、その場で政治家やめた方がいいだろうと私は思います。
石破首相は看板政策の地方創生の再起動について、「目標とした合計特殊出生率が達成できなかったことについては強い反省を持っている」とした上で、これまでの政策を検証する考えを示しました。
また石破首相は、自民党のいわゆる裏金問題に関する政治倫理審査会を巡り、参議院で非公開での弁明を望む議員がいることについて問われ、「公開であるべき」との意向を示す一方、「私の立場として促すことはできても強制はできない」と述べました。
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