日米両政府は10〜12日、米国が核を含む戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」について議論する外務・防衛当局間の「日米拡大抑止協議」を日本で開催した。ロシアのウクライナ侵略を巡る核脅迫や北朝鮮の核・ミサイル計画、中国による不透明な核戦力拡大に対する懸念を共有した。外務省が12日、発表した。

日米同盟を踏まえ、政策調整や防衛能力の連携強化に関し議論。核兵器使用を抑止するため協力を強める重要性を強調した。

両代表団は、熊本市の陸上自衛隊健軍駐屯地を訪問し、12式地対艦誘導弾など陸自装備品も視察した。

〔共同〕

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