立憲民主党の野田代表と日本維新の会の吉村代表が8日朝の「日曜報道 THE PRIME」にそろって出演し、企業・団体献金の禁止で一致する一方、政治団体からの献金をめぐって立場が分かれました。
野田氏と吉村氏は番組の中で、企業・団体献金を禁止すべきとの認識で一致しました。
その上で、立憲民主党案で禁止の対象から政治団体を除いている点に関して意見がぶつかりました。
立憲民主党・野田佳彦代表:
抜け穴を作ろうと思ってる提案ではないんですよね。政治活動の自由の根幹に関わることまでを否定することは、これはできないだろうと。
日本維新の会・吉村洋文代表:
それは乗れないと思います。政治団体を除くという言葉があれば、やはりこれは抜け穴にもなってきますから。
その上で両者は、野党がまとまって企業団体献金の禁止を実現するため、「知恵を出す」と強調しました。
また両者は、2025年夏の参院選の1人区で野党候補を一本化する方針で一致し、吉村氏が提案する予備選の実施も含め、方法を検討する意向を示しました。
さらに野田氏は、自身の旧文通費の使い道について、「年内に絶対に公表する」と明言しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。