与野党は5日の衆院予算委員会理事会で、2024年度補正予算案の同委での質疑を10、11日に開催すると決めた。加藤勝信財務相は9日に衆参両院の本会議で財政演説をする。衆院予算委は10、11日に7時間ずつ開催し、石破茂首相と全閣僚が出席する。
立憲民主党の野田佳彦代表らが5日の予算委で求めた自民党旧安倍、二階両派の元会計責任者の参考人招致は引き続き協議する。
与党筆頭理事を務める自民党の井上信治氏は終了後、記者団に民間人の参考人招致は慎重に考えるべきだとの認識を示した。「2人とも判決が確定しており、司法の場で結論が出ている」とも主張した。
参考人招致は原則として与野党の全会一致で決める。証人喚問と異なり、出席するかどうかは本人が決めることができる。
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