石破首相が、就任後初めて衆議院の予算委員会に出席しています。
立憲民主党の野田代表との「一問一答」方式での直接対決など、最新情報をフジテレビ政治部・鈴木祐輔記者が国会記者会館から中継でお伝えします。
野田代表は穏やかな口調で質疑を始めましたが、政治改革をめぐっては石破首相に厳しく迫りました。
立憲民主党・野田代表:
12年前は私がそちらに座っていました。連日鍛えていただきました。きょうはご恩返しの一歩と思います。政党に対しての企業団体献金の見直しって、ずーっとずーっと付則に入ったまま、見直しされないままに今日来てる。責任もって30年前の宿題を片付けようじゃありませんか。
石破首相:
禁止よりも公開ということだと思っております。政党助成金を導入する代わりに企業団体献金は廃止の方向となった。そういった事実は実際にございません。
企業団体献金について年内の決着を訴えた野田代表に対し、石破首相は「おのずから定まってくる」と述べるにとどめました。
立憲民主党・野田代表:
もうとっくに1年前から議論やっていたのにまだ結論が出ないっていうのは、私、許しがたいと思います。
また野田代表は、旧安倍派の元会計責任者の参考人招致を求め、30年ぶりに野党からの委員長となった安住氏が理事会に諮ることとしました。
議席が増えた立憲民主党は、昼休みを挟んで6人連続で石破首相を追及します。
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