今月10日のノーベル平和賞の授賞式に出席する被爆者などが長崎市で結団式を行い、「チーム長崎」一丸となって頑張りたいと意気込みを語りました。

日本被団協 田中重光代表委員
「待ちに待ったノーベル賞だと思います」「核兵器も戦争もない世界にしていくために私たちはオスロで訴えていき、帰ってきて、運動を続けていきたいと思います」

結団式には今年のノーベル平和賞授賞式に選ばれた日本被団協の地方組織、長崎被災協の田中会長のほか、授賞式にあわせてノルウェーを訪問する被爆者や被爆二世、それに高校生平和大使など、あわせて13人が揃いました。

長崎東高校2年 津田凛さん
「被爆者の方々、被爆体験者の方々の思いも引き継ぎつつ、私たち高校生、若者世代が後世、世界に伝えていけるきっかけ、スタートになる派遣にしたい」

現地では高校や大学での被爆証言なども予定されていて、日本被団協は今月8日に日本を発つ予定です。

長崎市は10日夜に長崎市役所でノーベル平和賞授賞式のパブリックビューイングを予定しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。