今月1日から陸上自衛隊の王城寺原演習場で行われている沖縄駐留アメリカ軍の実弾射撃訓練が、宮城県や演習場の立地自治体の関係者に公開されました。
実弾射撃訓練は、沖縄の負担軽減や日本各地でアメリカ海兵隊員が経験を積めるように、1997年から全国5カ所で分散して実施しています。大和町・色麻町・大衡村の3つの自治体にまたがる王城寺原演習場での訓練は約1年半ぶりで、今回は沖縄に駐留している海兵隊員約280人が参加しています。12月4日は射程距離約30キロの155ミリりゅう弾砲の実弾射撃や機関銃に弾を装填する訓練が公開され、県や3つの自治体の関係者がその様子を見学しました。
第12海兵連隊 第3大隊 フランク・マウトロマウロ大隊長
「厳しさを増す安全保障環境の中、私たちの任務の重要性を理解し、米軍を受け入れていただいている地元自治体の皆さまに感謝しています」
アメリカ海兵隊による実弾射撃訓練は12月10日まで行われる予定です。
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