石破茂首相は2日の衆院本会議で、同日から健康保険証の新規発行が停止され、今後はマイナンバーカードに保険証機能を持たせた「マイナ保険証」の利用が基本になることについて、「本人の健康医療情報を活用した適切な医療の提供に大きく寄与する」と利点を強調した。その上でマイナ保険証が利用できなくとも資格確認書を発行するなど保険診療が受けられるようにすると説明し、「丁寧に周知し、国民の不安に迅速に応える」と述べた。
マイナ保険証を巡っては、発行時に個人情報のひも付けミスが多発するなどのトラブルも起きており、利用率は2割未満となっている。【園部仁史】
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