立憲民主党の野田佳彦代表は30日、東京都内で講演し、選択的夫婦別姓制度の導入に重ねて意欲を示した。衆院選で与党が過半数割れした結果、立民が衆院法務委員長ポストを獲得したことを踏まえ「野党と公明党は賛成で、自民党の一部だけがずっと邪魔をしてきた。そろそろ決着をつける」と述べた。

1996年に法相の諮問機関・法制審議会が選択的夫婦別姓を導入する民法改正を答申しながら「政府が重い腰を上げないから、議員立法で提出してきた。俎上に載せてもらえなかったが、今度は進めなければいけない」と語った。〔共同〕

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