愛媛県宇和島市の伊達博物館を天赦公園内に建て替える工事の事業を巡り、事前の発掘調査を県教育委員会に通知せずしていないとして、入札手続きの中止を求める裁判が起こされているなか、宇和島市は３回目の入札を１２月２５日に行うことを１１月２９日に発表しました。

伊達博物館の建て替え工事の事業を巡っては、宇和島市を相手に市内の男性が入札手続きの中止を求めて提訴。訴えによりますと計画の段階から県教育委員会に通知せず必要な発掘調査をまだしていないとしています。

この状況のなかで市は１１月２９日、過去に同じ天赦公園内で遊具の設置やサクラを植えた際も、施工業者を決定後に県教育委員会に通知したとして、法令に違反していない認識を示しました。

また３度目の入札を１２月２５日に行うことも発表しました。これまでに入札を２度行っているものの応札者がおらず、オープンを１年ずらす対応をとっています。

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