自民・公明両党の幹事長らが27日、東京都内で会談し、いわゆる年収の壁の見直しに関して、103万円の壁の議論と合わせて、社会保険料に関わる106万と130万円の壁についてもセットで議論していくことなど、5つの点で合意した。
会談には、自民党の森山幹事長と坂本国対委員長、公明党の西田幹事長と佐藤国対委員長が出席した。会談で両党が合意したのは、以下の5点。
▲20日に政府が決定した総合経済対策の裏付けとなる補正予算案の早期成立
▲国民民主党と協議している103万の壁の議論に加えて、106万、130万円の社会保険料の壁についてもセットで議論していく
▲当選無効議員の歳費返納や、勾留された議員の歳費支給停止を行うための歳費法改正の議論加速化
▲旧文通費改革について臨時国会中に成案を得るために努力する
▲自民党・公明党と中国共産党による「日中与党協議会」開催のため年内の訪中を目指す
自民・公明両党は今後も幹事長と国対委員長による会談を毎週、定期開催することにしている。
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