2023年1年間の岩手県内分の政治資金収支報告書が公表され、収入・支出ともに前の年を上回りました。
県選挙管理委員会は提出があった796の政治団体の2023年1年間の政治資金収支報告書を11月26日に公表しました。
それによりますと、収入総額は16億8000万円余り、支出総額は12億1000万円余りで、それぞれ前の年から1億円から2億円以上多くなりました。
収支がともに増えたのは知事選や県議選があったことが要因とみられています。
一方で知事選・県議選が行われた年としては収支ともに1987年以降最も低くなっていて、県選管では人口減少やSNSの活用など費用のかからない選挙活動が広がっていることを要因に挙げています。
資金管理団体などのうち収入が最も多かったのは知事選に向け自民党県議らが立ち上げた「新しい岩手をつくる会」で6133万円、次いで「県薬剤師連盟」3768万円でした。
また国会議員の資金管理団体では階猛氏の「階誠会」が1076万円で最多でした。
この報告書は県選管のホームページに掲載されています。
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