静岡県の川勝平太知事の辞職願提出で早ければ5月中にも投開票日を迎える次の県知事選を巡り前浜松市長の鈴木康友氏が出馬の意向を固めたことが10日、関係者への取材で分かった。近く正式表明する。8日には元県副知事で総務省出身の大村慎一氏が知事選への出馬を正式表明しており、表明すれば2人目の候補者となる。
鈴木氏は浜松市出身の66歳。慶応義塾大学法学部を卒業後、会社役員などを経て衆議院議員を2期務めた。2007年に浜松市長に初当選し、4期まで務めた。市の財政改革や24年1月に実現した行政区再編などに取り組んだ。
鈴木氏は県西部の財界に近く、川勝氏の辞意表明に伴い知事選出馬を検討していた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。