中国の活発な軍事活動や北朝鮮の弾道ミサイルの発射などが続く中、駐日アメリカ大使らが輸送機オスプレイで東シナ海まで行き、日米韓の共同訓練を視察しました。
アメリカ軍の輸送機オスプレイ4機が14日午前9時半ごろ、相次いで福岡空港に着陸しました。
13日から始まった日米韓の共同訓練を視察するアメリカのエマニュエル駐日大使らを載せて、東シナ海の原子力空母・ジョージワシントンに行くためです。
約1時間の飛行で空母に降り立ったエマニュエル大使らは、最新鋭のステルス戦闘機F-35Cなど艦載機の訓練を視察しました。
今回の訓練には日米韓の複数の艦船や航空機が参加していて、北朝鮮のミサイル発射など地域の安全保障環境が厳しさを増す中で、最新鋭の戦闘機の投入による防空能力の向上などを目的としています。
艦上で開かれた会見で、トランプ氏に大統領が代わることの影響を問われたエマニュエル大使は、「安全保障は国家間の戦略上の問題であり、首脳が代わっても日米韓の協力関係が変わることはない」と述べました。
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