13日行われた閣議で、県選出の参議院議員・滝波宏文氏が農林水産副大臣に就任することが決まりました。
現在、2期目の滝波宏文氏は、福井テレビの電話取材に応じ副大臣就任について抱負を語りました。
滝波氏は「農林水産副大臣を拝命したことは大変光栄。ふるさと福井にとって第一次産業の農林水産業は非常に重要なので、その振興に国の政策から関われることができるのは大変ありがたい」と意気込みを語りました。
また、今後の抱負については「農林水産全体を通して、やはり所得。関係者が儲かる農林水産業を、福井をはじめ日本の各地で実現されるようにしていかなくてはいけない。福井はコメ産地で、コメは食料安全保障上優秀な農作物で自給率100%なので、水田地域が底上げされるようにもっていきたい。当然、林業・水産業も同じように頑張っていきたい」と話しました。
滝波氏の農林水産副大臣就任について、JA県五連の宮田幸一会長は「心からお祝い申し上げるとともに、本県農業を支えるコメを中心とした農産物の適正な価格形成や農村の持続的な発展について、力強い農政の推進をお願いしたい」とコメントしました。
滝波氏は大野市出身の53歳で、東京大学を卒業し1994年に大蔵省に入省。財務省広報室長などを経て、2013年の参議院選挙で初当選し、現在2期目です。2018年には経済産業政務官を、2023年10月からは参議院の農林水産委員長を務めていました。
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