岸田前首相が、選挙応援の演説中に爆発物が投げ込まれた襲撃事件で、殺人未遂罪などで起訴された25歳の男の裁判が来年2月に始まることが決まりました。

無職の木村隆二被告(25)は、去年4月、和歌山市内で行われていた岸田前首相の演説の会場で、爆発物を投げ込み威力業務妨害の現行犯で逮捕され、その後殺人未遂など5つの罪で起訴されました。

■事件前、選挙制度への不満を口にするも 動機は明らかになっていない

和歌山地方裁判所は木村被告の裁判について、来年2月4日に開始すると発表しました。

被告人質問など審理は4回行われ、2月19日に判決が言い渡される予定です。

木村被告は、事件前に選挙制度への不満を口にしていたということですが、動機は明らかになっておらず、裁判で何を語るのかが注目されます。

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