衆議院は13日の本会議で、予算委員長に立憲民主党の安住元財務相を起用するなどの委員長人事を正式に決定した。これにより予算委員会の審議は、これまでより野党ペースで進むとみられる。
衆院選での与党過半数割れを受け、17ある常任委員会の委員長ポストの配分は「与党15、野党2」から「与党10、野党7」となり野党への配分が増えた。
法務委員長には立憲民主党の西村智奈美元幹事長が就任した。これにより選択的夫婦別姓の導入に向けた審議が進む可能性がある。
特別委員会でも、自民党の政治資金問題を受け政治資金規正法の改正に関する議論を行う政治改革特別委員会の委員長に立憲の渡辺周元防衛副大臣の就任が内定していて、憲法審査会長にも立憲の枝野幸男元代表の就任が固まっている。
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