防衛省は13日、自衛隊が米国、韓国両軍とともに共同訓練「フリーダム・エッジ」を始めたと発表した。同訓練は6月に初めて開催して以来で、今回で2回目となる。東シナ海周辺で弾道ミサイルや潜水艦、防空、サイバー攻撃など複数領域にまたがる訓練を展開する。
核・弾道ミサイル開発を進める北朝鮮が念頭にある。韓国軍合同参謀本部によると訓練は15日まで開く。
前回参加した空母や哨戒機に加え、自衛隊のF15、F2戦闘機のほか、米軍、韓国軍の最新鋭のステルス戦闘機F35などが新たに参画した。最新鋭の戦闘機の参加により複数の領域で同時に対処能力を高められるようにする。
防衛省は「最先端の防空能力を実証する」と説明した。
フリーダム・エッジは6月にシンガポールで開いた3カ国の防衛相会談での合意で始まった。日米韓は11月3日にも北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて共同訓練した。
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