先の衆院選を受けた特別国会が召集され長野県関係の議員も決意を新たに登院しました。午後の国会では石破総理が選出されましたが、「少数与党」のため難しい政権運営を迫られることになります。

11日朝7時半。立憲民主党の1年生議員・福田淳太さんが8時の開門を待っていました。

立憲 比例・福田淳太議員:
「早く中に入ってお仕事がしたい」

門の前で同じ県関係の神津健さんと合流。門が開くと、一緒に国会議事堂へ向かいました。

福田さんは小選挙区で敗れましたが、比例で復活当選。県関係の議員では最も若い31歳です。

立憲 比例・福田淳太議員:
「自民党政権の中で弱肉強食の社会が広がってしまった。国民の生活が第一の政治を取り戻さなければならないと訴えてきた。改めて門をくぐって、国会議事堂を前にして、やってやろうと」

神津さんは前回、比例復活でしたが、今回は3区の議席を獲得。気を引き締めていました。

立憲 長野3区・神津健議員:
「これまで以上に重い付託を受けたと思っています。地域の声を反映して国政の場でも議論していきたい」

着物姿で現れたのは自民党の井出庸生さん。初登院では毎回、地元の上田紬を身に着けています。

選挙区では神津さんに敗れましたが、比例で復活当選しました。

自民 比例・井出庸生議員:
「大事な一議席を有権者の皆さまから託していただくことになった。国、地域のために職責を果たしたい」

今回の選挙で県関係の国会議員は、自民党が3人、立憲民主党が4人に。選挙前と勢力が逆転しました。

4区選出の後藤茂之さんは、政治の信頼回復に努めていきたいと話しました。

自民 長野4区・後藤茂之議員:
「国民の皆さんに政治資金、政治改革に対する大きな不信がある中で」

76歳になる1区選出の篠原孝さん。地方の声をしっかり届けると意気込んでいました。

自民 長野1区・篠原孝議員:
「地方の声が政治に反映されにくくなっている。何倍も声を大きくしていかないといけない」

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