福岡市で回収された死んだ野鳥が高病原性鳥インフルエンザに感染していたことが11日、わかりました。
福岡県内での高病原性鳥インフルエンザの感染確認は今シーズン初めてです。
県によりますと、福岡市で11月1日、死んだ野生のヒドリガモ1羽が回収され、遺伝子検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。
このため確定検査を行ったところ11日、高病原性鳥インフルエンザと確認されたということです。
いまのところ、周辺で他に感染が疑われる報告などはないということですが、環境省はヒドリガモが回収された地点から半径10キロ以内にあたる福岡市、春日市、大野城市、糸島市、那珂川市、粕屋郡の一部を野鳥監視重点区域に指定し、引き続き野鳥の監視を続けるとともに県内の養鶏場などに注意を呼びかけています。
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