国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、知人女性と不倫していたとする週刊誌ウェブサイト「スマートフラッシュ」の記事に関し、国会内で記者会見し「おおむね事実だ」と認めた。「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くの皆さんに、心からおわびを申し上げる。本当に申し訳ありません」と謝罪した。代表を辞任するかについては「仲間の意見を聞きたい」と述べた。
玉木氏は「家族と向き合い、長時間、話をした。『こんな大事な時期に政党代表として何をやっているんだ』と厳しく、妻から、息子から叱責を受けた」と説明。「家族を持つ父として、夫として、許されない行動であることは間違いない。一生かけて、家族には謝り続けていきたい」と陳謝した。
議員辞職については「議員としては仕事を持って、しっかりと期待に応えていきたい」と否定した。国民民主の所属議員が首相指名選挙で玉木氏に投票するかどうかは「(議員の判断に)委ねる」と述べた。
記事は、国民民主が躍進した衆院選の投開票日から3日後の10月30日深夜、玉木氏が東京都内のワインバーで女性と密会していたなどと報じた。玉木氏は「(躍進で)浮かれた部分があったと思う。冷静さを失った行動だった」と語った。【安部志帆子】
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