衆院選の結果を受け、憲法改正に前向きな「改憲勢力」の議席数は衆院の3分の2の議席を下回った。自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党のほか改憲派の無所属議員らの合計が310に届かなかった。

改憲の国会発議には衆参各院の3分の2の議席が必要になる。衆院は465議席のうち310議席にあたる。参院は総定数(248)の3分の2を超えている。

自民は公約で①自衛隊の明記②緊急事態対応③合区の解消④教育充実――などの4項目を提示した。公明は自衛隊明記を巡り焦点となる9条の「堅持」をうたい、主張に隔たりがある。

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