10月27日行われた衆議院選挙で、長野県内の小選挙区では立憲民主党が3議席、自民党が2議席となり、与野党の勢力が逆転しました。

長野県内5つの小選挙区では、1区から3区で立憲民主党の候補が、4区と5区では自民党の候補が当選しました。立憲民主党は改選前から1議席増やし3議席に。自民は4議席から2議席に半減しました。

3区は立憲民主の神津健さん(47)が、自民の井出庸生さんに2万票余りの差で再選です。前回は比例復活でしたが、「裏金問題」で自民に逆風が吹く中一騎打ちを制しました。

立憲・前職 神津健さん:
「しっかりと決着をつけてほしいという国民の民意があったと思う。納得する形の政治資金の在り方を模索していかなければならない」

激戦となった5区は、自民の宮下一郎さん(66)が7回目の当選です。自身もかつてない厳しい選挙となり、結果を重く受け止めています。

自民・前職 宮下一郎さん(66)
「特に政治改革とか政治の信頼改革が大事だという姿勢を大事にして政局も流動化して難しい局面ではありますけど心を一つにして来年の参議院選挙に向けて立て直しを図っていく」

なお、長野県内の投票率は57.21%で、前回選挙を2.56ポイント下回り戦後2番目の低さとなりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。