衆議院選挙は27日投開票され県内では、普天間基地の辺野古移設に反対するオール沖縄勢力と政府与党が支援する候補者が議席を分け合う結果となりました。

沖縄1区ではオール沖縄勢力が支援する共産党の赤嶺政賢さんが4万9838票を獲得し4回連続で当選を果たしました。

赤嶺政賢さん「オール沖縄の皆さんの力でですね」「勝ち取っていま新たな決意に燃えているところです。」

沖縄2区では社民党の新垣邦男さんが6万1216票を獲得し再選を果たしました。

新垣邦男さん「県民の思いをしっかり国政に届けていく当然辺野古の新基地問題については私は当初からこれはもうだめだと思っていますので断固これは反対していきたいと思っています。」

大接戦となった3区は自民党の島尻安伊子さんが7万3226票を獲得し、立憲民主党の屋良朝博さんにおよそ1800票の僅差で競り勝ちました。

島尻安伊子さん「政治とカネの問題についてかなりご批判があるというのは感じておりました。(有権者から)頑張れと言うふうに言って頂いたのかなって思います。」

4区では自民党の西銘恒三郎さんが6万1289票を獲得し、7期目の当選を果たしました。

西銘恒三郎さん「大変厳しい中当選できた当確が出たのというのは本当にうれしく思います。今一度原点に立ち返って頑張らんと意見なという思いでいっぱいです。」

また自民党の国場幸之助さんと宮崎政久さん、立憲民主党の屋良朝博さんれいわ新選組の山川仁さんが比例復活で当選しました。自民党の裏金問題を受け、与党である自民・公明の議席は過半数を割りこみました。

玉城知事は「政府に対する厳しい審判の表れ」だと述べました。

玉城知事「県民の皆さんが求めていた政治課題に対する姿勢について審判されたと考えていますし、守るべき所は守るべきであるという投票行動も見られたのではないかと受け止めています。」

ところで今回の投票率は過去最低となる49.96%でこれまで過去最低だった2014年の52.36%を2.4ポイント下回りました。

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