衆議院議員選挙は終盤戦に入っている。秋田市の大学の構内など、投票日を前に秋田県内各地に期日前投票所が設けられている。有権者はどのような思いを1票に託しているのか。JR秋田駅と秋田大学で聞いた。
◇◇◇【JR秋田駅】◇◇◇◇◇◇
60代男性・自営業:
「ずっとこれまでの信頼関係。国防に関して言うと、少なくとも今の政権だからなんとかなっているのかなとは強く思います。ただやっぱりいろんなことは思います。お金を使わないようにしようね、よしみんなで決めよう、そうしようってやれば、学級委員会みたいに決まるのにと思いますけど」
60代女性・自営業:
「お金の問題も大事ですが、私たち庶民にとっては、なんとか物価を抑えてもらいたい、生活を良くしてもらいたい。しっかり足元を見てもらいたいです」
50代男性・会社員:
「子育てとか仕事、他県から企業を呼んで人口の減少をこれ以上減らさない、そういったところにも力を入れてくれているなというのも、話を聞いていてよく分かるので、そういうところに私は共感しています」
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一方、秋田市の秋田大学手形キャンパスには、23日に1日だけの期日前投票所が設けられた。学生はもちろん、大学の職員や地域の人なども投票することができる。
県選挙管理委員会によると、前回2021年の衆院選の県全体の投票率は58.24%だった。一方で、年代別では20歳未満は44.38%、20~24歳は34.01%で、若い世代の投票率をいかに上げるかが課題だ。
理工学部3年:
「若者の投票率が少ないというのをSNSで見ていたので、自分の1票が反映されれば良いと思ってきました。交差点などで演説をしていた方に投票したんですが、それで頑張ってほしいという思いで入れました」
理工学部2年:
「やらないよりは、やってみたいという思いで投じました。たった1票ですけど、秋田県の今後の財政とか、政治とか、少しでも良くなる方向にいけばいいなという思いで投じました」
教育文化学部4年:
「1票は小さな一歩かもしれないですけど、この1票の積み重ねが大事だと思うので、私の1票も、少しでも秋田や日本が良くなることにつながれば良いと思います」
理工学部4年:
「われわれ国民もお金の使い方は十分に考えて生活しているので、政治家にもお金の使い方は十分に検討していただきたいと思っています」
衆院選の投開票は10月27日。期日前投票は26日まで受け付けられる。
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