宮崎3区には、2人が立候補しています。8期目を目指す自民党の前職と共産党の新人による戦いとなっています。
自民党の前職・古川禎久候補。今回の選挙戦は、自民党に逆風が吹く中での第一声となりました。
(自民・前職 古川禎久候補)
「自民党を立て直す。そして政治に対する信頼を取り戻す。古川が取り戻すということです」
8期目を目指す大臣経験者。約200の団体から推薦を得る強力な地盤を持つ中で、1日平均25カ所に上る演説で有権者と向き合う原点回帰の選挙戦です。
(自民・前職 古川禎久候補)
「そこは決意と覚悟を行動(で示す)といいますか、その思いを伝えるしかないですよね。理屈でいろいろな政策論を並べる段階ではないと思っています」
地元では、国政での更なる活躍を期待する声が大きい古川候補。支援者も「得票率日本一」で送り出し、次の総裁選出馬を後押ししたいと意気込みます。
(自民・前職 古川禎久候補)
「自民党総裁はきちっと当たり前のことはちゃんとしなさいと指示すればいいわけです。でも、それができない。日本丸の舵をきる。時代の舵をきる。こういう仕事をしたいと思います」
共産党の新人・新村初代候補。宮崎3区を無投票にしてはいけないと立候補を決意し、77歳で初めての選挙戦です。
(共産・新人 新村初代候補)
「私は大企業優先、アメリカの言いなりの自民党政治を終わらせ、国民が主人公の社会をつくるために全力で頑張ります」
新村候補は、企業団体献金の禁止や政党助成金の廃止を訴え、反自民の受け皿として票の獲得を目指しています。
(共産・新人 新村初代候補)
「新しく総理になった石破さんは自民党政治を引き継ぐと言っておりますので、自民党政治は何ら変わらないのではないでしょうか」
(共産・新人 新村初代候補)
「ジェンダー平等が大きく叫ばれている中で、女性の地位が上がっていく。そういう政治になっていったらいい。皆さんの声をくみ上げて届けていく、そういう役目を私は担っているんだと思って頑張っているところです」
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