西之表市議会の馬毛島対策特別委員会のメンバーらが、自衛隊基地などの整備が進む西之表市の馬毛島を海上から視察しました。

西之表市議会の馬毛島対策特別委員会では、整備が進む馬毛島の現状を把握したいとして、防衛省に対し島への上陸を求めていましたが、安全面などから許可が降りず、漁船で海上からの視察という形になりました。

委員会では、馬毛島の周辺海域から1時間ほど視察を行ったということです。

馬毛島対策特別委員会・杉為昭委員長
「今年4月に近くに行く機会があったが、その時と比べても相当工事が進捗している」

馬毛島対策特別委員会・橋口美幸副委員長
「島の風景が本当に一変している。寂しくなった」

また、馬毛島を巡っては10月18日、油圧ショベル機を運転していたスリランカ国籍の男性が排水用の穴に誤って転落し、死亡する事故が発生しました。

九州地方整備局によりますと、事故を受け滑走路に関わる工事は一部で中断されていて再発防止策を講じた上で再開予定となっています。

また西之表市は22日、九州防衛局に対し、夜間の搬送体制のさらなる充実などを申し入れたということです。

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