衆議院選挙について、気になるアレコレを紹介。今回は「小選挙区」と「比例代表」について。衆議院選挙は、平成8年から小選挙区と比例代表を組み合わせた「小選挙区比例代表並立制」で行われている。

<小選挙区>
「小選挙区」は文字通り「選挙区」から1人の候補者を選ぶ制度。
選挙区が分かれていることで、有権者が候補者の訴えに接しやすい一方、1人しか当選しないため、当選した以外の人に投票した人の民意が反映されない「死票」が多くなる。

<比例代表>
その「死票」を少なくするため、衆議院選挙の「比例代表」は全国を11のブロックに分け「政党」の得票数に応じて当選人数が決まる。
各政党が、あらかじめ名簿で候補者の順位を決め、獲得した議席数に応じて上位から当選者が決まる。
このため、民意よりも政党の意向が強くなるという指摘もある。

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