川崎キャスター:
衆院選序盤の情勢が各メディアで伝えられています。公示前の議席は自民258、公明32、立憲98となっていて、過半数は233となっています、哲夫さんはどのように見ていますか。
ジャーナリスト鈴木哲夫さん:
結果はメディアによって多少違いますが、ざっくりやっぱりトータルで言うと自民・公明で本当に過半数が取れるかどうか。「自民単独で」じゃないですよ、「自公で」取れるのかどうかというのが非常にポイント=境界線になっているようなデータが出てますね。
まだ序盤ですからこれからまだ動いていく。つまり、今度の選挙は一体何が争点なのか、(石破)内閣できて何をやるかわからないうちに解散してるわけだから、そういう意味では流れを見ながらこれから票が動いていくというふうに見た方がいいと思います。
自民党が2回調査やっていますが、自民党自身の調査(結果)もかなり厳しいですし、そういう意味では自公で過半数取れるかどうかがポイントですね。
川崎キャスター:
支持政党がないいわゆる「無党派層」が選挙の結果を左右するともいわれますが、比例についてはどうでしょう。
鈴木哲夫さん:
最大の“支持政党”というのは実は無党派層なんですね 無党派層が一番多いからここがどう動くか、ここはやっぱり裏金問題含めて厳しい見方をしている。
で、自民党はなんとかこの辺の比例票を取りたいがために、(裏金議員の)全部重複立候補をやめて新しい顔を並べたでしょ。そしたらなんとか比例はいけるかなと。「1議席でも2議席でも(取りたい)」というのが自民党戦略なんですね。
だけどやはり無党派層っていうのはけっこう厳しい目で見てるって感じがしますよね。だから、最後決めるのは無党派層、そしてまさに比例でどういう判断をするかということでしょうね。
まだ序盤ですからね、後半がポイントです。
川崎キャスター:
ということで今後、情勢動きますけども、また終盤に入って投票直前の情勢が見えてきましたらまた詳しくお伝えします。
(2024年10月17日放送「報道ワイド 記者のチカラ」より)
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