10月27日に投開票が行われる衆議院議員選挙を前に10日、秋田県警察本部に「選挙違反取締本部」が設置された。

衆議院は9日に解散され、事実上の選挙戦に突入した。これを受け10日、県警察本部に「選挙違反取締本部」が設置され、刑事部捜査第二課に看板が掲げられた。

取締本部は、山本哲也本部長をトップに県内14の警察署に「現地本部」が置かれ、選挙違反の取り締まりを強化する。

県警によると、前回2021年の衆院選で摘発された事例はなかったものの、ポスターを張るなどの文書掲示で4件、チラシを配るなどの文書頒布で1件の計5件の警告があった。

 秋田県警 捜査第二課・高橋周平次長:
「選挙の自由と公正を確保するために、厳正で公平な取り締まりを実施したい。悪質な犯罪の取り締まりが重点だと思う。例えば買収や詐偽投票など。不正があれば法と証拠に基づいて適正な捜査をしていきたい」

衆院選は10月15日に公示され、27日に投開票が行われる。

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