立憲民主党の小川淳也幹事長は8日の記者会見で、自民党派閥裏金事件で不記載があった議員らの選挙区で「裏金撲滅・裏金議員一掃の青空対話集会」と銘打った取り組みを始めると発表した。初回の10日は下村博文元文部科学相(衆院東京11区)、13日には萩生田光一元政調会長(同24区)の地元での開催を予定している。
青空対話集会は、小川氏が地元の衆院香川1区などで取り組んでいる活動で、街頭で有権者から直接質問を受けて対話を進めるスタイルの政治活動。今回は場所を裏金事件に関与した議員がいる選挙区に移す。小川氏は「地元の有権者をはじめ、いろいろな声や思いを受け止めて歩きたい」と述べた。
また、石破茂首相が9日に予定している衆院解散について、小川氏は「裏金けつまくり逃げ切り解散」と命名。「行き詰まった裏金問題にふたをし、逃げ切りたい意図が見え見えで、よこしまだ」と評し、「極めて不届きで不謹慎で、国民に対して不誠実だ」と非難した。【源馬のぞみ】
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