石破茂首相(自民党総裁)が6日、記者団に語った内容の要旨は次の通り。

総選挙における党としての対応について方針を確認した。小選挙区の公認だが、①「選挙における非公認」よりも重い処分を受けた者は非公認②「選挙における非公認」よりも軽い処分でも、現時点で引き続き処分が継続している者は、衆参両院政治倫理審査会で説明責任を果たしている者を除き、非公認③さらに処分を受けたその他の議員のうち、説明責任が十分に果たされず、地元での理解が十分に進んでいないと判断される者も非公認――とする。

相当程度、非公認が生ずることになるが、国民の信頼を得る観点から、責任を持って最終的に判断していく。

派閥の政治資金パーティーを巡る(政治資金収支報告書への)不記載があったそのほかの議員も、比例代表名簿への登載はしない。党所属議員にこうした対応を取る以上、私ならびに党四役も(比例代表での)重複立候補はしないこととする。

〔時事〕

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