立憲民主党の野田佳彦代表は6日、岐阜県可児市で演説し、石破茂首相が9日に衆院を解散する方針であることについて、「絶対許してはいけない」と述べた。

石破首相は、7日から衆参両院の本会議の代表質問に臨み、9日に党首討論をした後、9日中に衆院を解散する方針。野党が求める予算委員会の開催には応じない。

これに対し野田代表は、「私は、こういう解散の仕方をする人を許すことはできない。絶対許してはいけない」と、強い口調で批判した。

演説後、野田代表は記者団に対し、衆院選について、「臭いものに蓋(ふた)をする形で解散に入りそうだ。政治改革は政権交代しかないということを強く訴えたい」と述べた。

さらに、「石破首相は、これまで言ってきたことを全然守ってない。一つ一つが争点になっていく」と述べた。

野田代表は7日の衆院本会議の代表質問で、質問に立つ予定だ。

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