元衆院議員の石川知裕氏(51)は5日、衆院選に立憲民主党から比例代表北海道ブロック単独で立候補する意向を正式に表明した。北海道帯広市で開かれた、自身と妻・石川香織衆院議員(40)の後援会役員会で「仕事をするチャンスを得るために戦い続ける」と述べた。名簿順位は重複立候補する小選挙区候補12人よりも下位になる見通し。

3月にX(旧ツイッター)で大腸がんを公表し、現在は2週間に1度抗がん剤治療をしているが、政治活動に影響はないという。

石川氏は当選3回。秘書を務めた小沢一郎衆院議員の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で2010年に逮捕、起訴され13年に議員辞職した。14年に有罪判決が確定した。〔共同〕

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