23日に投開票が行われた立憲民主党の代表選挙で、野田佳彦元総理が次の代表に選出されました。
衆議院の解散総選挙が近いとも言われる中、福岡の候補者に現在の思いを聞きました。
23日、午後立憲民主党の臨時党大会をスマートフォンで見つめる1人の男性が…。
次期衆議院選挙の福岡7区で、立憲民主党からの出馬を予定している亀田晃尚(かめだ・あきひさ)さんです。
誰の元で衆院選を戦うことになるのかを決める代表選だけに、その行方が気になります。
(野田氏が新代表に決定したことを受けて)
◆福岡7区・立憲民主党予定候補 亀田晃尚氏(53)
「(野田氏には)強力なリーダーシップをとってもらって、政権交代に向けてがんばっていただきたい」
亀田さんは、田川市生まれの北九州市育ちで、これまで大牟田市や柳川市などの7区とは接点がありません。
◆福岡7区・立憲民主党予定候補 亀田晃尚氏(53)
「まだまだ準備は整っていませんが、支援者の皆様の協力を得ながらしっかりと選挙準備を整えたい」
福岡7区で亀田さんを迎え撃つのは、自民党の現職・藤丸敏(ふじまる・さとし)さんです。
野田新代表の誕生は望むところ、といった様子です。
◆福岡7区・自由党 藤丸敏氏(64)
「(野田新代表とは)議論がかみ合いやすいからね。そして時折、それはそうだなと思うことがあるからね、野田元首相の場合は」
一方、自分が所属する自民党の総裁選挙は誰が選ばれるのか、まだわからないといいます。
◆福岡7区・自由党 藤丸敏氏(64)
「小泉進次郎さん、石破茂さん、高市早苗さんとか、その3人ぐらいがトップを争っていると言われているが、そうは言っても選挙運動というのは自分との戦いなんですよ。皆さんにわかってもらうということで、一生懸命訴えていくということが一番大事だと思っています」
「政権交代」を強く訴える新代表を選んだ立憲民主党。
迎え撃つ自民党は、選挙の顔に誰を選ぶのか。
まもなく与野党の体制が固まり、衆院選の決戦の火蓋が切られようとしています。
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