NPT=核拡散防止条約再検討会議の準備委員会にあわせ、スイス・ジュネーブを訪れたナガサキ・ユース代表団が報告会を開きました。

ナガサキ・ユース代表団は核軍縮の分野で若い世代を育てる取り組みです。

長崎大学や大学院に通う12期生の7人は、今年7月スイス・ジュネーブを訪れ、NPT再検討会議の準備委員会を傍聴しました。

また、現地で原爆投下直後の写真を展示するサイドイベントを開き、来場者一人ひとりから平和へのメッセージを集めました。

長崎大学大学院工学研究科2年 河邊桜さん
「核のリスクが高まる今こそ、核が使われたらどうなるかを私たちが訴えかけていくことを続けていかなければならないと思う。私たちが議場で発表することはありませんでしたが、長崎市長が訴えた『長崎を最後の被爆地に』という思いは私たちと同じ思いです」

メンバー7人は被爆者との交流や、長崎市の中学校で開いた出前講座など、約9カ月間の活動を振り返り、「核兵器廃絶に向けた道のりは簡単ではないが、諦めずに取り組み続けることが重要」だと話していました。

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