兵庫県の斎藤知事は17日午後、報道陣の取材に応じました。

県議会の全会派から辞職を求められたことや、側近だった片山前副知事にも辞職を申し入れられたことを踏まえて、「これまで辞職や出直し選挙を迷ったことはないか」と聞かれ、次のように答えました。

【斎藤知事】「いろんな意見を、片山副知事含めて出していただいたことはありますけど、自分としてはそういった思いはないです」

「人間ですから、日々のこういった状況の中で不安な思いとか、苦しい思いありましたけど、これまでの県政の歩みをこれからも進めたいという思いでいます」

このように述べて辞職を改めて否定しました。

また自身の不信任決議案が、19日に提出され、可決される見込みであることについて、「対応は誰かに相談するか、1人で決めるのか」と聞かれこう述べました。

【斎藤知事】「知事というのは、判断には、孤独な面もずっとありますので、不信任決議案が提出、可決されたときは自分のことですから、しっかり自分で考えて、政治家としての対応をどのようにするか決断していくということになります」

不信任決議案が提出され、可決された場合、知事は失職か県議会の解散を選ぶことになります。

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