12日告示された自民党総裁選です。立候補したのは9人。過去最多となります。乱立ともいえる様相で、長野県関係議員も支持が分かれています。
9月12日告示された自民党総裁選。政治とカネの問題などで解散方針を決めた派閥が相次ぎ、今回は締め付けが弱まって、過去最多の9人が立候補しました。県関係議員の支持も分かれています。
1区選出の若林健太議員は高市早苗経済安全保障担当大臣の推薦人となりました。「女性のリーダーも選択肢の一つになって良いのでは」としています。
衆議院・比例の務台俊介議員は小林鷹之前経済安全保障担当大臣の推薦人となりました。
小林氏を支持・務台俊介議員：
「やっぱり若さですよね。それから、変えなければいけないというモチベ―ションが非常に高い。今の日本の現状についても危機感を共有している。そして何よりも敵を作らないいい性格。そういう意味で私は政界の大谷翔平という風にいろんなところで言っている。（所信表明演説会を見て）自民党は人材の宝庫だなと改めて思いました。われわれが政権をしっかり担っていくことが国民にとってもメリットがある」
3区選出の井出庸生議員は上川陽子外務大臣の推薦人を務めました。
上川氏を支持・井出庸生議員：
「いろんな立場の人、当事者の人に思い寄せて、誰一人取り残さないという政治信条を貫いてきた。彼女がリーダーになれば、日本の政治もおのずと変わってくると思う。総裁選に立候補したからって急に今までに言ってこなかった政策を掲げたり、総裁選に立候補している段階で『総裁になった暁には解散する』というのも少し権力をはき違えているんじゃないかなと思うし、そういう意味では真しに謙虚に政治、国民に向き合えるリーダーを出したいと思っている」
4区選出の後藤茂之議員は林芳正官房長官の選対本部事務総長を務めます。
林氏を支持・後藤茂之議員：
「個別に多くの大臣をやっていて政策に詳しいという以上に、非常に政策全体をしっかりとバランスよく判断できる人だと思う。人間的に非常に懐が深くて、人物としてクリーンだというのが私が応援している理由。総理大臣として世界の首脳と渡り合い、個人の力で人間力でしっかりと全体の方針を示せる人、最高指導者としての決断力というのも問われると思う。やはり国民から理解のできる新しい時代の政党、改革政治をつくっていく必要があると思う」
5区の宮下一郎さんは総裁選の選挙管理人を務めていて、「支持についてはコメントしない」としています。
自民党総裁選は9月27日投開票です。
一方、立憲民主党も代表選挙も9月7日告示され4人が立候補しています。投開票は9月23日です。
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