岸田総理大臣の後継を決める自民党の総裁選が12日告示され、県内でも党員・党友に向けて投票用紙が発送されました。

自民党広島県連では午前10時の候補者の推薦届け出の受付を前に職員が投票用紙となる往復はがきの枚数などを確認しました。
総裁選には、過去最多の9人が立候補していて国会議員票367票と党員・党友票367票の合計で争います。

自民党広島県連は、12日、県内およそ2万6200人の党員・党友に向けて投票用の往復はがきを発送。
それぞれの都道府県連が集計した票は、党本部でまとめられ、得票数に応じて候補者に割り振られます。

今回、自民党広島県連は特定の候補者の支援などはせず、「自主投票」としています。

【自民党広島県連・中本隆志 会長代理】
「自民党の改革をもっと具体的に進めてくれる方に総理になっていただきたい・(「政治とカネ」問題で)抜け道がないような政治改革を進めてもらいたい」

自民党の総裁選は今月27日に投開票されます。

<スタジオ>
自民党広島県連は「自主投票」ということですが、県選出の国会議員が岸田総理の後継に誰を選ぶのか、気になるところです。

TSSの取材で分かっている、主な国会議員票の動向です。
最も多いのが、お隣、山口県選出で、岸田総理の女房役を務めた林芳正官房長官。
旧宏池会の寺田、宮沢、石橋議員らが投票するとみられています。
続いて多いのが茂木幹事長。茂木派の平口、新谷議員が支援しています。
そのほか、小林議員は小泉氏に、小島議員は上川氏に投票するとみられます。
そして、気になる岸田総理ですが、後継として誰に託したいのか、わかっていません。

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