告示まで4日となった自民党総裁選挙は、候補者の間で健康保険証を巡る方針の違いが表面化するなど、火花が散っています。

林官房長官は7日、マイナンバーカードへの一本化に伴い、12月に廃止される現在の保険証について、廃止延期を検討する考えを示しました。

これに対し、一本化を進めてきた河野デジタル相は8日、「真意をしっかり確認したい。官房長官も閣内で、その政策を推し進めてこられた一人である」と述べました。

しかし林長官は、改めて再検討を強調しました。

林官房長官:
みなさんが納得した形で、スムーズにマイナ保険証への移行と、これをやっていくために、必要な検討をしていきたい。

一方、小泉元環境相は、菅前首相と共に演説に立ちました。

小泉元環境相:
一人一人、人生はさまざまです。さまざまな人生に様座生選択肢を用意する。そんな政治、そんな社会をつくりたい。

菅前首相:
小泉進次郎さんに、日本のかじ取りを託したい。

石破元幹事長は、映画「男はつらいよ」の舞台を、寅さん風ジャケットで練り歩きました。

石破元幹事長:
私、小泉さんほど若くなれないし、イケメンにもなれない。みんなと一緒に泣いて、笑って行動する政治でありたい。

茂木幹事長は愛知県で、子育て世帯と意見交換。

茂木幹事長:
今、私が提案しているのは、ふるさと納税型の子ども基金。子育て支援策の充実を行っていきたい。

一方、上川外務相は地元で「立候補まであと一歩」と強調。

高市経済安全保障担当相は9日、加藤元官房長官は10日、出馬を表明します。

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